《従来の計画での
 矛盾と限界》
■経営方針や機能が不確定の中で設計されることが多く、機能の欠落、設定規模と現実との矛盾が発生する可能性がある。
■施設と運営システム及び運営形態との整合がとれず運営経費が膨らむ。
■患者や各部門のニーズが掴み切れず不満が残る。
(あきらめとして処理される)
■部門間・システム間の連絡・区分が明確にできず、結果的に見ると不合理または煩雑な運営形態となる。

 

MSP手法とは
  今まで多くの医療施設の計画では、経営方針や機能の現状調査や分析が不充分なまま建物や設備の設計が進み、最終的に運用上の取り決めや、医療情報システム・医療機器・備品で「つじつま」を合わせる施設も少なくありませんでした。 これでは、患者さんにとっても経営者にとっても質の高い病院の実現とはいいがたいと言えます。
そこで、MSPの導入では上記に示すように施設や医療及び運営システム等に求められる機能の背景を診断・調査・分析し、次のステップ(設計)へと進むプロセスとなります。その結果クライアントの要求にかなう施設が実現することになります。